こんにちは!
クックキューの森田です。
「腸活について必要なことだけ知りたい」
「ヨーグルトを毎日食べてても効果が出ない」
「効率の良い腸活の方法を知りたい」
腸活について興味を持っていても、こういった疑問や悩みはありませんか?
今回は腸活を始めるうえで「これだけ知っておけば十分!」な情報だけまとめてみました。
専門用語を少なく出来るだけ簡単に書いてるので、腸活初心者な方におすすめです。
目次
1.腸活とは「腸内フローラ」を整えること
2.ヨーグルトは食べるタイミングが重要!
3.発酵食品を食べるだけでは駄目!
4.食物繊維が善玉菌のエサになる
5.実は2種類ある!食物繊維の種類!
6.腸内環境は母から子へ遺伝する
7.大腸の隅々まで善玉菌を行き渡らせる!
8.最後に
腸活とは「腸内フローラ」を整えること
私たちの腸内には大きく分けて3種類の細菌が住みついています。
身体に良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、そしてそのどちらにも属さない日和見菌(ひよりみきん)です。
これらの菌が1000種100兆個も住み着いており、顕微鏡で除くとまるでお花畑のように見えるんだとか。
その様子から腸内に住む菌たちのことを「腸内フローラ(お花畑)」と呼んでるんです。
お花畑に例えるなんて何ともかわいいネーミングですよね。
言うまでもなく、善玉菌が多く悪玉菌が少ない環境が理想の腸内フローラとなります。
腸内フローラが乱れる原因は生活習慣の乱れやストレス、加齢など様々あるんですが、最も注意すべきなのは偏食なんです。
近年、日本では食の欧米化が進んでいます。
昔に比べて野菜を減らして肉中心の生活を送っている人が増えているんです。
善玉菌を効率よく増やすためには、このような偏食から脱してバランスの良い食事を取らなければいけません。

ヨーグルトは食べるタイミングが重要!
善玉菌の多くを占めるビフィズス菌や乳酸菌を取り入れることが出来るヨーグルト。
実はビフィズス菌も乳酸菌も酸性に弱いって知ってましたか?
胃酸が多い空腹時に食べても生きて腸まで届きにくいんです。
ずばり、ヨーグルトは食後に食べるのがおすすめなんです。
食後は胃酸が中性に近づいた状態です。胃酸による刺激が弱くなり、乳酸菌やビフィズス菌が生きたまま腸に届きやすい環境になります。
発酵食品を食べるだけではダメ!
ヨーグルトを始め、発酵食品にはビフィズス菌や乳酸菌など様々な善玉菌が含まれています。
発酵食品を食べることで体内に善玉菌を取り入れる事が出来るんです。
ですが、とにかく発酵食品だけ食べていれば良いわけではありません。
実は発酵食品だけを食べていても善玉菌は長く体内に定着してくれないんです。
善玉菌を効率よく増やすためには発酵食品の他に別の食べ物が必要です。
食物繊維が善玉菌のエサになる!
善玉菌を長く体内に定着させるためにはどうすれば良いか。
それは善玉菌のエサである食物繊維を取り入れることです。
食物繊維はヒトの消化酵素で分解されないため、小腸で吸収されずに大腸まで到達します。
大腸に到達した食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌を効率よく増やしてくれるんです。
食物繊維の重要な働きが注目され、第6の栄養素と言われることもあります。

実は2種類ある!食物繊維の種類!
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
・水溶性食物繊維の特徴⇒便を柔らかくする。便の滑りを良くする。
・不溶性食物繊維の特徴⇒便のかさを増す。腸の運動を促す。
食品ごとに、それぞれどのくらい含まれているかまとめたのが下の表です。

健康維持のためには、不溶性・水溶性のどちらか一方に偏ってはいけません。
両方をバランスよく補うことが大切です。
ですがこの食物繊維、実は日本人には不足しているって知っていましたか?
日本人の平均食物繊維摂取量は1950年頃には1人あたり1日20gを超えていたそうです。
厚生労働省では、男性21g以上、女性18g以上を摂取目標に定めています。
しかし、最近の報告では平均摂取量は1日14g前後と推定されており、全く目標に届いていないんです。